どくぴーの備忘録

真面目なことを書こうとするクソメガネのブログ。いつ投げ捨てられるのかは不明

ガルパン劇場版のお陰でコンテンツ消費環境に興味が出てしまった話

まずはじめに

この記事は ガールズ&パンツァー Advent Calendar 2017 19日目の記事です。

最終章第一話が始まりましたね

いやー、ガールズ&パンツァー 最終話 第一話がついに公開されましたね!一週間以上前の話ですけれども! 皆さんはもう見られましたか!?僕はいろいろ忙しかった事もあってこの間の日曜日にシネマシティに行って観てきました! じゃあレビューでもするのかとでもなるのですが、そんなネタバレなどという無粋なことは言いません。ただ一言

ガルパンはいいぞ

と言い残すのみです。

じゃあ何の話をするのか

コンテンツ消費の環境についてのお話をしようかと思います。

ガルパンにハマるまで

ガルパンガルパン劇場版に出会うまでは、正直なところ「コンテンツは消費さえできればそれでいい」なんて思っていました。音質や画質よりもコンテンツそのものが良ければどうでもいいと。なので映画をわざわざ映画館で見る、なんてせずに後からストリーミングサービスでタブレットやパソコンに安いイヤホンを繋いでみればいいじゃない、みたいな消費をしていたわけです。

そんな感じでコンテンツを消費していた大学時代、同期が東京に行ってくるついでにあのシネマシティでガルパン劇場版を観て帰ってきました。どうにもドハマリしたようで「いいぞ」という言葉を残してきました。当時ガルパンを知らなかったので、そこまで言うなら劇場版を見に行こうと話を聞いていたら「絶対にシネマシティで極上爆音上映を観ろ」と言ってきます。極上爆音という言葉はひたすらヤバそうなのですが一体何が違うのかわからないなぁって思いながらその一週間後に東京に行く予定があったので、そこまでに予習としてAmazonプライムビデオでTV版とOVAアンツィオ戦を観て本編サントラを買うなどしていました。本編サントラを買うあたり若干もうコンテンツ自体にハマりかけていますね。

そんなこんなで迎えた劇場版を見に行く日。もうすでに観た人は「ガルパンはいいぞ」としか言い残さない文化が出来上がっているので「ネタバレをしないように最大限考えた上で出てくる言葉なんだろうなぁ」くらいにしか思っていませんでした。なのでこんなツイートもしてしまう。

そして観てきた後の僕がこれです。

風潮に乗っかったつもりは毛頭なかったのですが、色々と体験が素晴らしすぎたのか、ツイートどころかシネマシティの建物を出てため息のように出た言葉すら「よかった…」でした。素晴らしい環境での素晴らしい体験は脳を揺さぶり溶かすということを身をもって知った瞬間でした。

ハマってから

その後も一回では飽き足らず、他の映画館でもガルパンを観たい!などと言い出し何度もガルパンを鑑賞する一年になりました。すべてを数えてみると

  • シネマシティ:6回(内レオバルド3回)
  • 梅田ブルク7:2回
  • 塚口サンサン劇場:3回
  • BD:数えるのをやめた

という感じに。あまりにも観すぎて次に来るセリフがわかるあたりはガルパンおじさんなら皆経験があるのではないでしょうか。

この中でもやはり素晴らしかったなと思うのはレオパルド化したシネマシティと塚口サンサン劇場でした。当時関西圏の学生だった僕には塚口であの脳が揺さぶられる体験ができるって言う事実に打ち震えたものです。

コンテンツ消費に思うこと

まず映像作品、特に映画を見る際の意識が変わりました、やはり新鮮さという意味でも体験の品質という意味でも映画館のスクリーンで見るという体験は家のディスプレイで見るものとは違うものがあります。家のディスプレイで友達とワイワイ見るのも素晴らしいんですが、好きなコンテンツで映画館に行ける環境があるならばぜひとも映画館でみたい!って思えるようになりました。なので気になった映画は映画館に行く余裕があれば観に行っています。『君の名は。』とか『響け!ユーフォニアム』とか。事前情報がまったくなかったのですが『ダンケルク』も面白かったです。

そんなことをしていると映像作品ではないコンテンツ消費にも気を使いたくなってきました。真っ先に思いつくのは音楽ですね。これまで「イヤホン良くわからないんだよなー、いいやつとか何が違うの?」という考えで、2000円程度のイヤホンを使っていたのですが社会人になって自由に使えるお金が発生したこともあり、プラシーボでもなんでもいいからいい環境でコンテンツを消費したくなってイヤホンを突然10000円くらいするJVCのものに買い替えたりしだしたり、安物ですがポータブルアンプを買ったりしました。そして今ではポータブルアンプがSony PHA-1Aに変わっていたりしています。「何が変わった?」と聞かれると説明しにくいのですが僕としては幸せな気分なので大丈夫でしょう(一応ちゃんと感想を述べると中低音の粒がくっきり聞こえるようになったのでベースとかドラムの音が聞き分けやすくなったりしたと思っている)。まだオーディオ沼の入り口に片足も突っ込んでいないのですがいつ足を取られるかわかったもんじゃないので己を強く持ちたいところです。

ここまで行くと次はゲームやBDの映像をきれいに観たい!ってなるのでしょうけど今の家だと流石に狭くなっちゃうのでしばらくはおあずけなのかなーって気がしています。今だと4KでHDR対応なディスプレイとそれが扱えるプレイヤーが当たるのでしょうね。一体いくらお金がかかるのやら…

最後に

とりとめのない感じになってしまいましたが、僕はガルパン劇場版を観たことで「コンテンツの消費のための環境に対して金をかけることは全然損にならないし気持ちいい」と思うようになってしまいました。周りの友人たちがコンテンツ消費のためにお金を注ぎ込んだりしているのを見てたりしていたのもあってかなり背中を押されまくっている感じがあります。これからも懐具合と相談しながらガルパンにかぎらず、様々なコンテンツを満足できる環境で消費したいなと思います。