どうも、どくぴーです。
39日ぶりの更新らしいです。テストとかレポートとかやってました。
そんな訳でついに開放気味になりましたので、ぼちぼち更新を。
・・・一応Androidの開発は頑張ってはいます。
インターンのためのスキルアップも必要ですしね。
しかし、昨日と今日は"アレ"を見てました。
そう、
ル・マン24時間耐久レース
です。
今年はいろいろと波瀾な展開でした。
長いので続きからどうぞ←
今回のル・マン、総合優勝に最も近いLMP1クラスの争いはトヨタとアウディの2大勢力。
↑ 左がアウディ R18 e-tron quattro、右がトヨタ TS030 Hybrid
形としては、13年間でプジョーとベントレーに一度ずつ優勝を許しただけの絶対王者のアウディ(しかもベントレーはアウディのエンジンを搭載)に、これまでル・マンで一度も優勝できていないトヨタ(2位はTS010,94C-V,TS020などで獲得経験あり)が挑む格好。
2台はどちらもプリウスなどで聞くハイブリッドエンジンを搭載していますが、R18はモータの動力は前輪に、ディーゼルエンジンの動力は後輪に回す四輪駆動なのに対し、TS030はモータ、ガソリンエンジンどちらの動力も後輪のみに回しています。
予選では、1,2,3位をR18の1,2,3号車が、4,5位をTS030の8,7号車が獲得しました。
R18はスピードが、TS030は1スティントの長さが強みなのでこの結果は順当?
また、下位クラスのLMP2には日産が、LMGTEproには昨年度までのF1にザウバーから参戦していた小林可夢偉選手もドライブするAFコルセのフェラーリ458イタリアの71号車などがいました。
そして、決勝。
開始10分も経たないうちに悲劇が起きました。
http://jp.autoblog.com/2013/06/23/allan-simonsen-dies-after-crashing-in-fourth-lap-at-le-mans/
LMGTEAmクラスのポイントリーダーでもあったアラン・シモンセン選手が、4周目でのテルトルルージュで発生した事故で亡くなられました。
ご冥福をお祈りします。
一方で、レースの展開は天候がめまぐるしく入れ替わり、フィニッシュまでにセーフティカーが11回も入る難しい状況。
そのような中でも、トヨタ勢はトラブルが続くアウディ勢に対して長いスティントを生かした戦略で途中2,3位に入るなど、トップを走るアウディ2号車を猛追。
しかし、ここはル・マン。高校野球の甲子園にマモノが棲むように、ここにもマモノが棲んでいました。
このまま終盤までトヨタ8号車とアウディ2号車が1LAP差で鍔迫り合いを続けるのですが、残り1時間20分の辺りで再び大雨。急な雨に足元を掬われたのか、3位のトヨタ7号車をドライブしていたニコラ・ラピエール選手がポルシェ・コーナーを止まりきれず、タイヤバリアへ激突。この瞬間、7号車の表彰台が絶望的となりました。
その後、7号車はフロントカウルを失ったまま、ピットへ帰還。
↑ フロントを失ったTS030 7号車、虚しい
直後に、LMP2クラスのトップを走っていたオークレーシングのマシンもスピンし、当然のようにセーフティーカーが入ります。
そんななか、7号車はわずか30分で修復を完了し、4位で再度コースイン。
まるでゾンビ。
_人人人人人人人_
> まるでゾンビ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
今回のル・マンには、マモノだけでなく、ゾンビもいらっしゃったようです。
その後、すぐに雨がやみ、セーフティカーがはけてからトヨタ8号車がアウディ2号車を追い抜き同一周回となるも、編隊走行に入って再び1LAP差となりチェッカー。
1位:アウディ2号車
2位:トヨタ8号車
3位:アウディ3号車
となりました。トヨタ7号車は結局4位でチェッカー。やはりゾンビか。
また、LMP2クラス勝者はオークレーシングのモーガン・日産35号車、GTEProクラス勝者はアストン・マーティンと争い、終盤のタイヤ選びのがハマったポルシェ911 RSR 92号車、GTEAmクラス勝者もポルシェ911 GT3 RSR 76号車となりました。
小林可夢偉が所属するAFコルセの71号車はGTEProクラス5位となりました。終盤のコースオフが痛かった・・・。
今回のル・マンは速さを持つアウディと、スティントの長いトヨタの違う長所での戦いと思われましたが、13年間の王者であるアウディはやはり強かった、と言うね・・・。
来年もトヨタは世界耐久選手権には参戦するようなので、来年のル・マンでのアウディへのリベンジに期待です。
・・・ん?
ポルシェが来年からLMP1に復帰?
↑ ポルシェの新型、つい最近シェイクダウンを行った模様
ついに、あの耐久の王者ポルシェが降臨・・・。
トヨタ、マジ頑張れ。