感想録です。DroidKaigiも終わって2週間位たったのでエモい気持ちも落ち着いてきたかな?という感じなので気持ち的なものを備忘しておこうかなという…。
今年もDroidKaigiが行われました。 DroidKaigi 2016からなんやかんやで就活といい感じに予定を合わせて参加させてもらったり、上京したので気兼ねなく参加できるようになっていったのですが、今回はスタッフになっていました。登壇者になりたいなーって言っていたらスタッフになっていました。
スタッフになるまで
2018に参加する前後(だった気がする)に @pside さんとランチに行ってそのタイミングで「スタッフ興味ある?」「それなりにはあります」みたいな会話をしていたら、忘れた頃にDMでスタッフにリクルーティングされました。「一緒に血反吐を吐こうな」という言葉で契約(?)を結んだのがとても印象的でした。
何してたの
当日に向けては大体Codelabs班・写真班として活動していました。
Codelabs
Day 1/2ともにRoom5(ロビー入って左に進むとある小さめの部屋)でやっていたCodelabsのスタッフを主たる業務として動いていました。いわゆる「メンターさん」的な感じにしようかなーと意識はしていて、大体次のムーブをできればいいなと思いながらこなしていました。
- 部屋の隅に固まらない、くるくる歩く
- 手の上がった人がいればすぐ行く
- 手の上がっていない人にも軽く話しかけたり、困ってそうであれば一緒にコード見てみたり
- 本当は今何をしているか、どうすれば解決できるかをうまいこと理解レベルの溝を埋めながら話ができると良かった
- 気にはしていたものの多分できてない…
「初心者からその先へ」みたいな感じをキーワードに当初はしていて、Google Codelabs で選べるものとは別に以下のような題材を選んでいました。
Googleが2018/10に公開したAndroidの基礎コースですね。ActivityやUI周りといった基礎的なコンポーネントや非同期処理、ユーザデータの保存と言ったトピックをConstraintLayoutやRoomなどの新しいポイントを使って学んでいく、という感じのCodelabs集という感じです。
App Improvement Challengeという、DroidKaigiのためにCodelabs班で開発したオリジナルのCodelabsです。イメージとしては「Androidを始めた人が現場に入って、案件とどう向き合うべきなんだろう…?」みたいなものを題材に、既存コードにどう影響を加えずに手を入れていくか、また余裕があるときに Jetpack Architecture Guide を基準としてどうリファクタしてくべきなんだろう…?みたいな思いを込めていたはずだったのですが、題材開発がやたらと盛り上がった結果何かよくわからないけどすごいものが出来上がりました(ちょっと難易度がハードコアすぎた感があるので反省点かなと思ったりしています…)。このタイミングに「修正すべき点があるコード」というapproveを行うために LBTM(Looks Bad To Me)という謎の褒め言葉が生まれました。メイン開発をしていた @ymnd さん、 tomoya0x00 さん、本当にお疲れ様でした!
このCodelabsにずっと入り浸って参加してくださった方々がいらっしゃったり、参加してくださった方々からリファクタの結果をPRとして送っていただいていたりしていて、なんか語彙力がない感じでいうと「すごい、うれしい」としか言いようのない感じでした。本当にありがとうございました!
ちなみにこのリポジトリの中で一番好きな部分は計測通信を行っている(という体の) IngestManager クラスとやたらめったらテクニカルなAsyncTaskが跋扈する記事一覧を取得する loadTopStories メソッドでした。
カメラ班
DroidKaigi 2019 の写真を公開しました 🎉 https://t.co/0WkOv9ND4V
— DroidKaigi (@DroidKaigi) February 15, 2019
上のアルバムに載せるような写真を撮影をするなどしておりました。腕章付けてカメラ2台を肩から下げて、基本Codelabs部屋を常駐しながらワイワイ撮影していました。
#DroidKaigi 終了。写真班とCodelabs班の兼任でした。α7IIIとSEL70200GMも借りてこれまでで一番重い装備で戦えました pic.twitter.com/RmiWCEw1Rb
— どくぴー (@e10dokup) February 8, 2019
装備としては
自前:Sony α7II + SEL24105G + Godox TT350s(ほぼストロボ炊いていない)
レンタル:Sony α7III + SEL70200GM
という感じで二日間過ごしていました。新古品からα7IIを買っただけだったのでα7IIIにあまり食指が動いていなかったんですがα7IIIってすげぇんだなと思いました。AF-Cで瞳AF追尾できるってすごい。
後日、社内で撮影の用事があったので自前装備を使ったんですが足りねぇ…!!という気持ちになったので近い内にSEL70200G(GMじゃないよ)を買うことになりそうです。さっき発表されていたタムロンの35-150mmとかすごくいいなぁと思っているのですがEマウント用出ないですかね…?
Fireside Chat
Codelabs班の一環なのですが、パーティ前にホールでやっていたFireside Chatの話題の用意やスライド作成といった下準備をやっていました。当日は撮影担当をしていたので司会は @satsukies と @shanonim さんにお願いしました。@takahirom さんを始めとした公式アプリメンバーの方々にも急に参加をお願いしてしまったんですが最終的には沢山の方々に来ていただいて、盛況だったと思います(盛況すぎてほぼ最前にいないと話がよく聞こえてこないようなレベルだったので申し訳ないです…)。本当にいい感じに進めていただいてありがとうございました…!
Visualizer
同時期にスタッフに参加した @satsukies が @pside さんからVisualizerの開発を引き継いだので、二人で2019年対応をしていました。これまでのVisualizerについては次の記事を見ると良さそうです。
OP前に流れていたアレです。リポジトリも今の時点で公開されているものをそのまま引き継いで二人で開発していました。
今年の Visualizer を公開しました! https://t.co/6ybhwcujBG こちらのリンクよりご覧いただけます。 https://t.co/9CFmji7rEn #DroidKaigi
— DroidKaigi (@DroidKaigi) February 11, 2019
やったこととしては大体以下の感じでした
- 画面サイズが去年の4:3から16:9に変化したのでそれに合わせて画面を有効に使えるように変更してみた
- 会場では左右が若干見切れていたみたいでくるくる回っていた部分がよくわからない感じになっていたぞ
- 色とかロゴの2019化
- スライドの告知文言の追加・変更
- VisualizerのVisualizer(?)部分が動かなくなっていたので動かせるように修正
- ChromeのAutoplay Policyのせいでユーザ起因でないとAudioContextが取れなくなってたので、マイクが使えなくなっていた
- なのでもうSTARTボタンを押すと始まるようにした(安直)
satsukiesもぼくもJSよくわかんないReact.jsよくわかんない言いながらなんとかそれっぽくなったので一旦満足です。ただ、コードベースには昨年比でほとんど手を加えていないのと、Typescript化したいとかいうissueが立っていたりするので勉強して来年頑張る…頑張る…?という気持ちです。
ほか
Codelabsの参加者アンケートでお配りしてめっちゃデカイ缶バッジ、自称ドデ缶バッジを作っていました。直径は10cmです。
#DroidKaigi Codelabsでは「Android App Improvement Challenge」を実施しています。参加してアンケートに答えると今回のCodelabs限定缶バッジ(とてもおおきい)をプレゼント😎
— shanon (@shanonim) February 8, 2019
入退場自由ですのでお気軽にお越しください! pic.twitter.com/hYB7Qi67jY
あとは開催後に荷物の片付けをしたりしていました、帰りは @satsukies と @ymnd さんとsteamだったりゲームボーイカラーだったり、ゲームの話をしながらゆるゆる帰っていました。
終わってみて
なんやかんや12月付近からすっごい慌ただしくなったなという感じでした(忙しくてもなんやかんやOK出してくれた会社の人には感謝です…)。
とは言うものコアな部分にはあまりいなかった(ここで言うコアは会場周りとか司会周りとかの人だと思っています)ので、本当に忙しい人はもっと忙しかったんだよなぁ…と。
来年もなにか力になれるといいなと思ったし、来年こそ忙しくなってもいいから登壇をしたいという気持ちになりました。来年は時期が来たらCfPを頑張って書いていこうな。
かしこ